Hatsuko Endoの採用試験を受けようと思ったきっかけを教えてください。
美容師になりたくて地元の専門学校に通っていたのですが、「どうせやるなら東京で」という思いがありました。信頼していた学校の先生に相談し、紹介してもらったのがHatsuko Endo。“トータルビューティー”を大切にし、現代の美だけでなく、伝統の美も大切にしている点にとても魅力を感じました。もともと着物を見るのが好きだったので、和装のヘアメイクも手がけてみたいと思いました。
Hatsuko Endoで働く魅力とは?
技術、接客、言葉遣い、あらゆることを働きながら学んでいける点ですね。アップスタイリングの基本、かんざしの付け方など、普通の美容室ではなかなか学べないような伝統的な技術も先輩方が丁寧に教えてくれます。制度がしっかりしている分、気力と体力が必要になりますが、少しずつ積み重ねていけば必ず自分のものになりますし、その分、お客様にも喜んでいただけるので頑張れます。

インスティテュートメンバーとして後進の指導も行っているそうですね。
3年前にお声がけいただいたときには、自分はまだそういうレベルに達していないので無理だと思ったんですが、「山内さんなら大丈夫! やってみよう」と、先輩が背中を押してくれました。今は京王店のヘアケアリーダーとして本社の勉強会に参加し、店舗スタッフにヘアエステ技術を教えています。インスティテュートメンバーになって責任感が増しましたし、自分のヘアエステ技術にも自信を持てるようになりました。
11年間同じ店舗に勤めているそうですが、他店スタッフとの交流はあるのですか?
講習会や試験は本社で行うので他店スタッフとの交流はけっこうありますね。年に一度のソワレ・アニエールは、みんなおしゃれして集まるので、とても華やいだ雰囲気。スタッフ同士でヘアスタイリングをしあうのも楽しいです。また、夏季限定の軽井沢万平ホテル店へ出張することもあります。いつもとは異なる空間で他店のスタッフと一緒に働くことはリフレッシュにもなります。
お仕事をする際、心がけていることはありますか?
一番大事にしているのは“心遣い”です。お客様に出すお茶や店内のBGMを季節や天候によって変える、クッションや扇子をご用意するなどの小さな心遣いが居心地のよさにつながると考えています。居心地がよければ、外見だけでなく内面からも美しくなっていただくことができると思うんです。

スタイリストの醍醐味とは?
お客様に「山内さんじゃないと」と、言っていただけることです。なかには新人の頃から10年以上担当させていただいている方もいらして、大きな励みになっています。
新人の頃のエピソードを教えてください。
シャンプーの際、お客様のお洋服を濡らしてしまったことがあるんです。その時は、先輩にフォローしてもらったのですが、申し訳ないことをしたと深く反省しました。それ以来、「どんなに慣れてきても油断はしない」と自分に言い聞かせ、お客様の髪を丁寧に扱うことを常に心がけています。
今後の目標を教えてください。
日々の小さな目標を一つ一つクリアしていくことです。すべての技術をもっともっと磨いて、ゆくゆくは個人表彰を受けられるようになりたいです。

山内 寿子 | Yamauchi Hisako
職種: スタイリスト
所属: ハツコ エンドウ ビューティースタジオ & エステティック京王百貨店新宿店
経歴: 中央理容美容専門学校卒業後、2002年新卒採用にて株式会社 遠藤波津子美容室入社。ヘアケアのインスティテュートメンバーとして後進の技術指導も行っている。