ドレスコーディネーターを志したきっかけを教えてください。
親戚の結婚式がきっかけで、人の幸せに関わる仕事をしたいと思い、専門学校のブライダル学科に入りました。最初はウェディングプランナーを目指していたのですが、学校の模擬挙式で新婦のお支度を担当した際、ドレス選びの楽しさに目覚め、ドレスコーディネーター職のあるHatsuko Endoの採用試験を受けることにしました。私の地元である九州にはHatsuko Endoのお店がないのですが、インターネットなどで調べてみると、接客もドレスも一流だと評判だったので、ぜひここで働きたいと思いました。
Hatsuko Endoで働く魅力とは?
世界中から選りすぐられた1000着以上ものウェディングドレスに囲まれて仕事ができることが幸せです。ドレスの管理も徹底されていて、デザイン、クオリティともにお客様に自信を持ってすすめられるものばかり。毎月のように新作が入荷してくるのも楽しみですね。「このドレスはあの方にお似合いになりそうだな」と、お客様の顔が浮かびます。

ドレスに関する勉強会も行われているそうですね。
はい。新作ドレスの特徴やフィッティングについて学ぶ勉強会が頻繁に行われています。最初は戸惑うことも多かったのですが、勉強会によって知識が身につき、自信を持って接客できるようになりました。また、勉強会では接客の改善点についても話し合います。他の人の意見を聞くことで、様々な気づきが得られるので、とてもいい取り組みだと思います。分からないことがあれば気軽に聞けるアットホームな雰囲気も魅力です。
新人の頃のエピソードを教えてください。
おひとりあたりのドレスの試着時間は2時間、3時間と決まっているのですが、最初のころは時間配分が上手くできず、後半少し駆け足になってしまうこともありました。まだ接客をするようになって半年ですが、最近は少しずつ接客のテンポをつかめるようになってきました。試着日を心待ちにしていらっしゃるお客様に、限られた時間内でできる限り多くのドレスをご試着いただけるように、また、最初から最後までゆったりとした気分で過ごしていただけるように努めています。

お仕事をする際、心がけていることはありますか?
お客様のリクエストをお聞きするだけではなく、お似合いになりそうだと思うドレスは自信を持っておすすめすることです。自分にどんなドレスが似合うか分からないというお客様も多くいらっしゃいますので、新人だからと遠慮せず、一緒に考えながら進めるようにしています。ドレスは着てみないと分からないもので、最初は考えていなかったものがすごくよかったということもありますし、合わせる小物で印象も大きく変わります。接客に入るたびに気づきがあり、感性が磨かれていくので、やりがいはとても大きいです。
ドレスコーディネーターの醍醐味とは?
ドレス選びを通じて、お客様との信頼関係が築けることです。いくらドレスが素晴らしくてもコーディネーターの接客がよくなければ、ドレスの魅力には気づいてもらえません。お客様にいかに信頼していただけるかが大切だと思っています。「素敵なドレスを見つけてくれてありがとう」「中澤さんに選んでもらえてよかった」と言っていただけるのが何よりの喜びです。
今後の目標を教えてください。
先輩方のように、お客様の心をつかむ接客ができるよう、いろいろなことに興味を持って、人間力を磨いていきたいと思います。Hatsuko Endoはセルドレスも扱っていますし、メンズコスチュームや和装もありますので、婚礼衣裳全般について学び、高みを目指していきたいです。

中澤 碧 | Nakazawa Midori
職種: ブライダル衣裳(ドレスコーディネーター)
所属: ハツコ エンドウ ウェディングス銀座店
経歴: 九州観光専門学校ブライダル学科卒業後、2014年新卒一般職枠にて株式会社 ハツコ エンドウ ウェディングス入社。